面白いなら、なんでも良いじゃない。

本職は地味な研究職。文章を書くのが好きなので、ぼんやりつぶやきます。

実は公開日に観ていたよ!『君の名は。』

君の名は

 

君の名は。

評価:★★★★★

監督:新海誠

 

君の名は。』を公開初日に観てきました。新海誠さんが書いた同タイトルの小説を読んでいたのですが、その、あとがきを読んだら、とにかく映画を観なくては!という気持ちになりました。

 

うん!もう、、、素敵でした!!

一言で言うと、バラエティに富んだ素晴らしさが、めちゃくちゃたくさん詰まっている。という印象です。

新海誠監督の、懐かしさを漂わせる現実よりも美しい風景、主役2人の声を演じる神木隆之助さんと上白石萌音さんのみずみずしい声の演技、RADWIMPSの奏でる物語性のあるメロディー、すべてが完璧に合わさって同じベクトルに突き進み、物語が進行していきます。

RADWIMPSの前前前世が先行配信されており、よく耳にしていたので、映画を観ている最中も目を閉じて聞き入りたかったのですが、映像が本当に常に美しくて、目を閉じることが一瞬たりともできず、結局ガン見して映画を観終わりました、、、。

 

なんというか、新海監督の描く映像は、ピンク色や青色のグラデーションがとにかく綺麗で、コントラストがケバケバしくないのに、光が強く入っていて、心が動かされる美しさなんです。

 

映画を観終わった後、即、ガイドブックと小説秒速5センチメートル新海誠さんの前作小説)を購入し、iTunesRADWIMPSのアルバム 君の名は。を購入し、DVD秒速5センチメートルTSUTAYAに借りに行ってしまう程に心動かされました。(まぁ、秒速5センチメートルは借りられていたんですが、、4日間TSUTAYAに通い続けて借りられましたよ笑)

ミニマムな生活をしている私が即購入するなんて、かなり異例です!

それほど、衝撃でした。

 

まぁ、今となっては、社会現象になるほど、『君の名は。』は人気なので、ここで宣伝しなくてもいいと思うのんですが、たとえ、『君の名は。』をかなり期待して観に行ってもその期待を裏切らない映画だと思います。

 

私は女ですが、この映画は、どちらかといえば男性の方が共感できる部分が多いのでは。と考えていました。私の勝手な考えですが、言われなくても作り手が男性だと分かるような、、理想が男性寄りな感じ?、、、もちろん、いい意味で、です。でも、知人の男性が女性の方が共感できる部分が多いのでは。と全く逆のことを言っていました。(双方ともこじらせ気味です笑)

人によって感じ方が違うのが映画の面白いところです。観終わった後に、友人や恋人と意見交換するのも楽しいかもしれませんね。